ビタミンCとビタミンA(レチノール)のどちらがお肌の美白効果があるのかを検証

ビタミンCとビタミンAを同時に使用してその効果を左右の顔で照らし合わせどちらの方が、美白やシワ・タルミ対策になるのか?
また私のようにシミや吹き出物あとのボコボコのお肌にどれくらい効果があるのかを辛口ジャッジをしていこうと思います。

ビタミンCとビタミンA(レチノール)の使い心地

 

入浴後のお肌に乳液や化粧水などもつけないままで
ビタミンCとビタミンA(レチノール)をつけました。

レチノール(ビタミンA)の方はつけ心地はしっとりしたクリームの感じで
朝までお肌がしっとりしていた感じです。レチノールを配合するブランドはアメリカ発のスキンケアブランドObagi(オバジ)です。

朝の洗顔後も、お肌がサラサラしている感じです。

いっぽうお顔の左側につけたのが、ビタミンC誘導体で、つけ心地としては
少し油分がある感じでした。朝まで油分があって、少しべたつきがあります。
ビタミンCの粉末をつけた事があるのですが、皮膚表面が乾燥するというかピリピリした感じがあったのですが、そういった刺激を軽減するためにビタミンCに保湿性の高いグリセリンを付加させて、安定性と皮膚への浸透性を保たせたのが
ビタミン誘導体になります。

また朝の洗顔後にお肌をさわるとかなりモッチリしていて、ビタミンCのコラーゲン生成能力がもう発揮されたの?と嬉しくなりました。

ビタミンC誘導体の効果

ビタミンC誘導体の効果はシミ・ソバカス・ニキビ跡などの色素沈着に働きかけてお肌に透明感がでて美白効果がある!そしてお肌内部のコラーゲンの産生に欠かせない成分なので、シワにも効果的との事でした。

今回使用しているものは「ホワイトラッシュ Vセラム30」18mg 1980円です。ビタミンC誘導体入りの商品は数々ありますが、ビタミンC濃度が30%も高濃度に配合されているのが「ホワイトラッシュ Vセラム30」で、ビタミンC誘導体の効果を得るには20%以上の高配合を選ぶのがポイントです。


ホワイトラッシュ Vセラム30の全成分は
水・3ーグリセルアスコルビン酸・グリセリン となっています。3ーグリセルアスコルビン酸は保湿力の高いビタミンCとなっています。私も実際に夜に使ってみて、朝洗顔してもなおもお肌はしっとりプリプリしていました!

油性なので少しベトつく感じがあります。

ビタミンA(レチノール)の効果について

 

 

レチノールの元々お肌にある成分ですが、近年の研究によりレチノール(ビタミンA)は肌の細胞に働きかけてシミやシワの改善効果があル事が証明されています、お肌のターンオーバーを促進させて紫外線による光老化(シワ・タルミ)にも効果があります

お肌表面の角質を剥がして皮膚の再生を促す。お肌のモチモチや弾力を構成するコラーゲンを増やす事で肌の再生を促し、シワの改善がある
またビタミンAは皮脂の分泌を抑える事からニキビの炎症を抑えます

 

● 古くなった角質層を剥がし、ターンオーバーを促進させる
● 細胞分裂を活性化させる事で皮膚の再生を促進
● 皮膚の表面にある表皮を厚くする
● 皮脂の分泌を抑える
● 真皮にあるコラーゲンの生成を促す

ビタミンAレチノールの注意点

レチノール

Obagi(オバジ)のレチノールの配合量は0.5と1.0があります。
濃度が低ければ効果は少ないですし、高すぎるとお肌が赤くなったりする副作用が強くなってしまいます

レチノールの50倍程〜100倍の効果があるとされる「トレチノイン」は同じビタミンAでもその効果の強さ(副作用も強くでる)があるので医薬品となっています。一先ずレチノールを使って見て、さらに部分的に、シミの改善やシワの改善をしたい場合に、トレチノインにランクアップさせるのも良いでしょう。

逆に化粧品ではレチノール量が0.001程しか配合していないのに
「ビタミンA配合!」などと謳っているものがあるので注意が必要ですね。

Obagi(オバジ)のレチノールを使われる方でも、お肌が赤くなりやすい方や敏感肌の方は、0.5から低めに使い始めても良いでしょう。

医薬品のトレチノンを購入されたい方はこちらを

ビタミンA・レチノールの効果期間

レチノールの効果は塗ってすぐに現れるものではなく、2〜3ヶ月間使用して
ターンオーバーが促進され、お肌のコラーゲン量も増える事から
徐々に美白やシワの改善に効果がでてきます。決して焦らずにお肌の質が良くなるまで長期的に塗布していきましょう

 

ですから徐々に濃度を高めたり、塗布量は最初は少なめにして、お肌のかゆみや赤みの状況を判断して塗ることが勧められています。是非焦らずに
綺麗なお肌にしていきましょうね。

レチノールの塗り方

レチノールを塗布するのは夜の1回が基本です。真珠1個分をお顔全体に馴染ませて使用します。レチノールよりも強力な病院で処方される「トレチノイン」はニキビ跡やシミなどが気になる箇所に部分的に塗りますが、Obagi(オバジ)のレチノールはお顔全体に塗ることが出来ます。

またレチノールは粘膜には塗らないようにしましょう
レチノールやビタミンAは紫外線や光に不安定で、朝にレチノールを塗るとシミや色素沈着の原因になる場合もありますし、角質が剥けている状態だと、紫外線で炎症を起こす可能性もあるので、日中には日焼け止めを塗ることをオススメされています。

レチノール単体で塗布する際は、刺激があったり、肌剥けが生じる場合があるので、保湿剤をつけてからレチノールを塗ることを勧められていますが、Obagi(オバジ)のレチノール1.0にはグリセリン系の保湿剤が含まれているので、ピリピリした刺激や副作用の顔剥けも少ないので、保湿剤を下地に塗る必要がありません。

妊娠中の方はレチノール(ビタミンA)を使用できません

動物実験で動物性レチノールを使用した治療で奇形児が生まれたとの問題がありましが、人での報告は今のところないようです。安全を保つために
妊娠中のレチノールの使用は念の為避けておきましょう。

またビタミンAは妊娠中も必要なビタミンですが、妊娠3ヶ月までの経口からの過剰摂取による赤ちゃんの形態異常が増えるという 報告があります。

Amazonでレチノールを購入すると12000円ほど掛かりますが
こちらからご紹介する、海外からの輸入代行サイトだと
5000円台で購入出来るのでお得です
しかし購入してから到着まで10日間ほど見ている方が良いでしょう

レチノイド(ビタミンA)の種類について

ビタミンA誘導体をレチノイドと総称するのですが、その種類には様々なものがあって、効果のあるもから、さほど変化がないものもあります。
また効果強いもの(美白・シワ改善・シミ改善)は副作用も強くなり、知らずにレチノイド系のものを使用するとビックリしちゃう事もあります。先ほどもお伝えしましたが、ビタミンAの美容液などは2〜3ヶ月長く塗布して効果をだしていくものなので、すぐに効果が出ないからと途中ですぐに辞めてしまわないようにする事が大事です。

ビタミンA誘導体にはこのような種類があります。下にいけば行くほど効果が高まりますが、副作用も強くなります。

● レチニルエステル・・化粧品などで使用されている事が多く安定性が良いが、効果はそこまで期待出来ない

● レチノール・・効果、副作用の少なさ、安定性などでバランスが良く、効果が期待できる(化粧品レベル)

● レチナール

● トレチノイン・・ビタミンAの50〜100倍の生理活性がある(医薬品です)

 


レチノールの購入の仕方について

ビタミンCを塗布して二日目

ビタミンCをお肌につけた変化

ビタミンCをつけた2日目ですが、お肌の調子も良くて
吹き出物の炎症が減った感じがします。それから
お肌の透明感がでた!?気がします。流石にちょっと早すぎますかね(笑)
でも調子良くなっているのは事実です。

レチノール・ビタミンA2日目

顔の真正面から見たらキレイなんですが、横顔の醜さ(涙)
吹き出物やら、ニキビ跡の色素沈着・シミも気になります。
ですが、ビタミンA側のお肌も少しキレイになっています!

ビタミンC5日目

ビタミンCはお肌の透明感がかなりでています!シミも薄くなってくれたらなーと思います。ただホワイトラッシュ Vセラム30は油溶性なので、少しべたつきがあります。夜に塗って朝はお湯で流す程度にしていたのですが、脂が原因で小さなポコポコとニキビではないけど、吹き出物が出来てしまったので
夜にビタミンC誘導体を塗布して、朝にはきちんと洗顔をされる事をお勧めします。

目尻のシワが改善されました

ビタミンCを塗って5日目から目尻のシワがかなり回復しました!
これは有難いです。オデコの深いシワはまだ改善されていませんので
経過を楽しみにしています。

ビタミンC100%濃度にする

ホワイトラッシュはビタミンC濃度が30%だったので、スワンコスメの
100%ビタミンC誘導体で水溶性のもの使う事にします!早々にレベルアップです(笑)
因みにビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性があり、水溶性の方が効果がはやく油溶性はじわじわとゆっくりと効果が出てきます。

また乾燥肌の方にはビタミンC誘導体の油溶性、脂性の方にはビタミンC誘導体の水溶性をお勧めします。

こちらが水溶性のビタミンC誘導体、濃度100%です

こちらがビタミンC誘導体の30%で油溶性です

ビタミンCの原液100%は、お肌につけると痒くなったりするのかなーと心配でしたが、そんな事はなく刺激はありませんでした。ただ敏感肌の方や赤くなりやすい方は少量から試したり、部分的にシミやシワが気になる部分に塗っても良いかもしれませんね!

レチノール・ビタミンAを塗布した5日目

レチノールを使用して5日目のお肌は、吹き出物などによる、色素沈着も少しづつ改善されているのが分かりますし、吹き出物じたい減りました。ただレチノール反応というのは肌のターンオーバーを促進させて美白になるので、副作用としてお肌の皮が剥けて、ボロボロと剥がれてくるという口こみ等があったのですが、いまいちターンオーバーが促進されている感じがありません。「もっと皮剥けてくれー」って思いました(笑)

ビタミンCの肌の方が潤いがあり、ビタミンA(レチノール)肌は少しカサカサしている感じがあります。これがレチノール反応か!?もっともっとこの反応が強くなってくれーーー!!!

という事で、ここで更にレチノール濃度もあげる事にします(笑)

レチノール・ビタミンA濃度は少しづつ高める

 

こちらのKISOというブランドはレチノールが5%配合との事で期待ができます!しかもお値段も良心的です。2113円
塗りやすく、ベタベタした感じもありませんし、これで汚いお肌が剥けむけになって、早く美肌になってくれ!!!またレポートしますね

ビタミンCを塗って7日目です

ビタミンC100%の水溶性を2日前から塗るようになりました。油溶性よりもさっぱりした感触でつけ心地も良いです、最初の頃から比べるとかなり肌色が白くなっているのが分かります。

ビタミンCを化粧品に混ぜても良いでしょう

ビタミンC100%は濃度が少し濃いので私のお肌も少しピリピリした感じになりました。お肌が弱い方は赤みがでたりする可能性があるので、化粧水や乳液にビタミンC100水溶性を混ぜて使うのも良いでしょう。

 

ビタミンA(レチノール)の肌七日目です。

 

最初に比べるとレチノール(ビタミンA)のお肌も綺麗になっています。
こちらのお肌も2日前からレチノール濃度を1%から5%に上げています。
少しかゆみが出てしまいほっぺを掻ていて赤くなってしまいました(涙)レチノール反応としてお肌の新陳代謝(ターンオーバー)が非常に早くなるので、お肌の表面はカサカサし、少しかゆみがでるケースがあります
ですがほぼ、2週間〜1ヶ月でその副作用も軽減されて、お肌がモチモチになって、シミの改善にもなるという口コミが多くありますので、楽しみにしています!

 

10日目のレチノール(ビタミンA)のお肌

だいぶこれでも美肌になっていますよ。
最初がこの状態だったので

シミやら吹き出物色素沈着やらで、だいぶ汚く傷んだお肌だったのですが、このようにかなりマシになっています。そしてシミ部分が突起している脂漏性角化症にもビタミンA(レチノール)5%を使用して隆起が少しマシになりました、まだ強くしても大丈夫なのではないかと考えております。

ビタミンC誘導体のお肌10日目

ビタミンC誘導体を塗りだして10日目です。かなり綺麗になって鏡を見るのが嬉しくてたまりません!レチノールよりもはやく効果がでて美白になってくれています。シミが少し薄れてくれています。
ただビタミンC100%だと少しピリピリ感があるので、乳液や化粧水に混ぜて使用するのが良いでしょう。私もシミが気になるところにピンポイントで
ビタミンC誘導体をつけています、シミがより薄くなるかをレビューしていきますね!

 

ビタミンA・Cについてのまとめ

実際にビタミンAとビタミンCを使ってみて非常にお肌の質が良くなっているのがわかりました。
ビタミンAに関しては種類が多くて、効果の違いや副作用のでかたも違いますので簡単にまとめますね

● パルミチン酸→化粧品に含まれるもので効果は薄い副作用も少ない

● レチノール・レチナール(医薬部外品)→化粧品に含まれるもので効果は薄い副作用も少ない。目元のこじわなどの改善

● レチノイン酸(トレチノイン)→医薬品 効果が高くシミの排出やシワの改善を行える

ビタミンAは、線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン線維の生成を促進させお肌の若返り効果があります。 シワの改善、たるみの改善、シミの解消、ニキビ痕の解消、目の下のクマの解消などの効果があります。

使用中に日焼けすると、シミや色素沈着が悪化するので、日焼け止めを使用する事や、ビタミンAのクリームは夜だけ使用するようにしましょう

ビタミンAの中で一番効果があるのがレチノイン酸の医薬品です。化粧品のレチノールを使用しましたがシミの排出やコラーゲンの生成などの変化はそこまで感じませんでした。私の場合はビタミンCの方が美白の効果がありました。医薬品のビタミンAは化粧品のレチノールなどの作用は50倍〜100倍となっているので期待できます

医薬品は皮膚科で購入するか、こちらで海外から輸入するのも良いでしょう。

 

ビタミンCの効果

ビタミンCの効果は私もとても感じました。
濃度は30%以上のものを使う、ピリピリする方は乳液や化粧水に混ぜるのも良いし、シミにピンポイントにつけて還元美白を行うのも良いでしょう。

ビタミンC水溶性→ 効果は高く皮脂の抑制も行うので脂性の方に効果的で、毛穴引き締めて、キメも細かくなる

ビタミンC油溶性→効果は緩やかでお肌のハリ・もちもち感もアップする

ビタミンC誘導体はお肌のくすみやシミを目立たなくさせる事が見事なものです、抗酸化作用があり老化原因でもある活性酸素を除去する働きもあります。コラーゲンを増やしてお肌のハリを出させる成分はビタミンAの方が強いと感じました。

ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑えてニキビや吹き出物の予防してくれますし、今ある吹き出物も小さくし、吹き出物が潰れたあとの色素沈着にも効果的です!

エステの力で美肌をつくる

 

私どもサロンではエステでもビタミンCやビタミンAなどの美白効果のある成分がたっぷり入っている、美容液やマッサージクリームを使用して施術しております!
月に1度位でペースでエステをして、お肌のコラーゲンやエラスチンの再生を促す美容液とお肌への浸透を高めるエステ機器を利用して

蓄積したお肌へのダメージを深く傷つかないように回復させるのが目的です!
当店のエステも是非お試しください

 

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